青き弓と土。


 昨日、今日と出張野外仕事。


 まず、昨日のこと。夕方まで久しぶりの真夏の日差しに汗をダラダラ流して働く。その後、横浜駅西口の有隣堂へ。定額給付金の書店へのバラマキ第2弾として以下の本を買う。

淡島千景―女優というプリズム

淡島千景―女優というプリズム

書肆ユリイカの本

書肆ユリイカの本

きょうの猫村さん 4

きょうの猫村さん 4


 淡島千景本は前から読みたかった1冊。なかなか書店で見かけなかったのでやっと出会えた。

 田中本は雑誌『ユリイカ』巻末の青土社の刊行案内でずいぶん前から“近刊”として告知されつづけていた1冊。ちょっと大判で書肆ユリイカ出版物の書影があれこれと入っている。


 「きょうの猫村さん」は1からずうっと読んでいるので。


 
 帰宅後、「猫村さん」を半分ほど読み、テレビ東京の「出没アド街ック天国」の“高円寺”特集を見ていたら僕が好きなベトナム料理屋「チョップステックス」が出てきていた。日本で生麺のフォーを出しているはここだけらしい。高円寺の阿波踊りがこんなに熱いものだとは思っていなかった。



 今日も出張野外仕事。今日は雨が降ったり、やんだりの繰り返し。夕方には半袖では肌寒いくらいになる。


 家に戻り、テレビをつけると選挙特番ばかり。大切なことだが、みんなこればかりやることもないだろうに。順番に各局をリレーする敗軍の将の顔を見ているとなんだか気持が引いて行く。この時になってもこちらに届く言葉がひとつもない。


 特番の合間に入る“ウーノ”のCMに心奪われる。別にイケメン4人組にトーンといっちゃったわけではなく、彼らが動きまわるロンドンの街に目が釘付けなのだ。ああ、今すぐロンドンに行きたいという思いにかられる。ただひたすらの現実逃避的衝動でしかないのだが。