仕事でストレス。久し振りに胃が痛くなる感じ。
ストレス解消に歩いてブックオフへ。105円でいろいろ買う。
- 前田愛「幻景の街」(岩波現代文庫)
- ロラン・バルト「表象の帝国」(ちくま学芸文庫)
- 辻邦生・水村美苗「手紙、栞を添えて」(朝日文庫)
- 大仏次郎「猫のいる日々」(徳間文庫)
- 『マリ・クレール』1999年9月号
『マリ・クレール』は読書特集。坪内祐三「週間〈超〉読書日記」や村上春樹ロングインタビュー「僕が翻訳するわけ」など。村上氏が原書で読んでいたものでお気に入りだったのがチャンドラー「LONG GOOD BYE」、一番翻訳したいのは「グレート・ギャツビー」、うまく訳せる自信があるものとして「ライ麦畑でつかまえて」をあげている。この10年で全部訳したんだね。
「手紙、栞を添えて」の解説は堀江敏幸さん。「日本語が亡びるとき」の余波で買ってしまう。
地元に戻って本屋へ。今日はウエッジ文庫があるかと棚を覗くが姿なし。店員さんに聞いてみると「入荷していないので注文になる」とのこと。先月のウエッジ文庫が突然入荷していたのはいったい何だったのだ。客の注文で入れたものの売れなかったとか?
帰宅後、友人に送る本を段ボールに詰め込む。友人のリクエストは「頭の良くなる本」。最近読んだものを中心に、友人の好みを考えていろいろ選ぶ。
友人に送る本のリスト。
- 井筒俊彦「イスラーム文化」(岩波文庫)
- 長谷川宏「いまこそ読みたい哲学の名著」(光文社文庫)
- 江藤淳・蓮實重彦「オールド・ファション」(中公文庫)
- 坪内祐三「考える人」(新潮文庫)
- 神谷美恵子「神谷美恵子日記」(角川文庫)
- ナンシー関「何を根拠に」(角川文庫)
- 糸川英夫「第三の道」(中公文庫)
- 荒松雄「現代インドの社会と政治」(中公文庫)
- 岡本太郎「沖縄文化論」(中公文庫)
- 水村美苗「続明暗」(新潮文庫)
- 松本清張「渡された場面」(新潮文庫)
- ヘミングウェイ「移動祝祭日」(新潮文庫)
- 堀江敏幸「河岸忘日抄」(新潮文庫)
- 久世光彦「一九三四年冬―乱歩」(新潮文庫)
- サラ・ウォーターズ「夜愁 上・下」(創元推理文庫)
- ウィングフィールド「フロスト気質 上・下」(創元推理文庫)
- 藤原正彦・小川洋子「世にも美しい数学入門」(ちくまプリマー新書)
- 武藤良子「大阪京都死闘編」(わめぞ文庫)
- ポール・セロー「ポール・セローの大地中海旅行」(NTT出版)
- 水村美苗「日本語が亡びるとき」(筑摩書房)
- 山田稔「コーマルタン界隈」(河出書房新社)
- 新井容子「小さきものの祈り インドネシアの聖剣をめぐる旅」(情報センター出版局)
- フランク・マコート「アンジェラの祈り」(新潮クレストブックス)
- 『考える人』2006年冬号(特集家族が大事イスラームのふつうの暮らし)
明日発送予定。