蝶を釣る人々。


 10時過ぎに往来座に到着すると、いきなり店内で向井さんたちが釣糸をたらしてるではないか。しかも釣っているのは蝶。もちろん本物ではなく紙で作った蝶だけど。


 雨を心配していたのに天気はいい。良過ぎて暑過ぎるくらい。


 昼前までは休日&暑さの影響か客足が少ない感じ。伴健人商店は追加商品を入れたのだが、ほとんど動かず。


 終了の5時近くなってお客さんが多くなる。そこへ山本善行さんの古本セドリツアーの方たちが来店して賑やかに終了。


 今日僕が外市で買ったのは2冊。

 また、往来座の中で1冊。

 この本は『考える人』最新号で小谷野敦さんが面白い自伝として挙げていたもの。帯には〈蔵書1万数千冊を焼棄てられ、投獄され中国大陸に果てなき運命の道程を歩んだ国文学者が語る幾多の古文書との出会い〉とある。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作だ。面白そう。


 撤収が終わってからいつもの「世界の山ちゃん」で打ち上げ。すでに山本善行さんと岡崎武志さんがセドリツアーの打ち上げてを行っていてそこに合流するカタチ。

 恒例の売上げ発表。伴健人商店はこれまでで一番売上げが悪かった。これは文庫中心で単行本があまりなかったことと用意した本があまり新鮮味のないものであったためだろう。


 次回の外市は9月。次回はもっとお客さんに喜んでもらえるように頑張ろう。