文芸文庫だもの。


 担当している研修生が早く帰ったので、こちらも早目に退勤する。7時台に帰るのって久しぶりだな。


 本屋へ。

ひとつの文壇史 (講談社文芸文庫 わB 5)

ひとつの文壇史 (講談社文芸文庫 わB 5)


 『本の雑誌』は創刊301号記念特大号。「ひとつの文壇史」は単行本で持っているのだが、やはり講談社文芸文庫入りとなれば買ってしまう。ここらへんの気持ちは「空想書店書肆紅屋」さんがこまかく書かれている。同感です。


 帰宅後、『本の雑誌』から「坪内祐三の読書日記」を読む。5月号に載った坪内祐三「夢の砦」を望む読者の声に50歳までに書きたいと思っているという坪内さん。お願いしますよ、僕も読みたいです。
 また、1972年1月から『話の特集』に小林信彦「世直し風流陣」という連載が載っていたと知る。これは知らなかった。単行本に収録されているのだろうか。