王将まで。

 
 今朝、明後日から部署の仲間と休暇届を出して行く予定であった沖縄旅行に上司から待ったがかかったと聞く。春の配置転換で僕の所属している部署のメンバーが入れ代わるため、これまで何年も苦楽をともにしてきた仲間との別れを惜しむ旅となるはずだったのに残念。
 キャンセル料を払って、沖縄旅行は消滅する。このままでは面白くないと同僚が早速動き、職場からクレームのでないカタチで近場の温泉宿での1泊旅行に変更して実施することに。これでひと安心。


 今日は、イベントが盛りだくさんの日。昼間職場でのセレモニーの後、横浜のホテルで500名ほどのパーティに出席する。図書カードを貰う。うれしい。


 その後、同じホテルの別の場所で50名ほどの2次会。それを済ませてから、同じホテルのバーに移動し、同じ部署のメンバー7人だけで3次会を。ここで部外者はいなくなり、今日初めて肩の力が抜けた。メーカーズマークのソーダ割りをちびちびやりながら、同僚たちの話に耳を傾ける。みなが口々にこのチームのまとまりのよさを語り、これまでのピンチをそれによってどれだけ乗り越えてきたかを数え上げる。それが、解散を目前に控えた自分たちへの言祝ぎであることを全員が分かっている。だからこそ、倦むこともなく、昔ばなしをいつまでの語り続けるのだ。


 ホテルを出て、雨の中を駅前まで歩き、部署から去るメンバーと別れ、近くの王将で4次会。新しいメンバーの加入で新たな困難を抱えることになった我々残留組の今後の課題について日付が変わる頃まで話し込む。