機内で映画。


 朝、7時にホテルのバイキングで食事を済ませ、8時の空港行きバスに乗る。


 空港の建物も壁や窓で密閉していない部分が多く、風が吹き抜けてゆく。ハワイは風の島だな。


 搭乗ゲート近くのスタバが今日オープンしたらしく、カフェラテを飲んでいる僕の隣でオープニングセレモニーが始まった。ケーキの振る舞いなどもあり、祝賀ムードにあふれているのだが、店員は不慣れな人が多いようだった。


 午前11時過ぎの便で成田へ向かう。機内での7時間余りは映画を見て過ごすことにする。
 まずは「スパイダーマン3」、続いて「シュレック3」、最後に「舞妓Haaaan!!! 」と3本まとめて。背もたれにある小さなモニターで観ているため、目が痛くなる。

 「スパイダーマン」は脚本があまりにご都合主義過ぎる。「シュレック」はちゃんとエンターテイメントしている(日本語吹き替え版だったので、ジョン・クリーズエリック・アイドルが何の声をやっていたのか不明)。「舞妓」は植木等さんの最後の晴れ姿が見られる。伊東四郎さんがしっかり映画の重心として活躍していた。

 映画に疲れたので、「世界漫遊随筆抄」を読んでから、少し寝る。