ジョイス読まずのジョイス好き。


 今日は仕事の都合でいつもより早目に職場へ。夕方まで勤務の予定が、急遽半日仕事になる。


 海外出張に行っている同僚のところでトラブル発生。同僚の携帯に電話をする。普通に会話を交わしながら2人の間にある距離の長さを思うとなんだかだまされているんじゃないかと疑うくらい相手が近い。便利な世の中だな。


 退勤後、駅前のつけ麺屋で昼食をとってからトラベルビューローへ行き、8月6日の成田エクスプレスのチケットを買う。来週は自分も海外出張だ。


 その後、本屋へ。

  • 『Lmagazine』9月号

 表紙のデザインもいいし、値段が安いのに中身はなかなか濃い雑誌。ただし、関東在住では中身を実地に活かしにくいのが難かな。


 帰宅して『Lmagazine』の「本棚通信」欄を読む。“下鴨納涼古本まつり”や“下亀納涼古本まつり”などの紹介記事が今回行けない自分の目には眩しく感じる。「天声善語」は紀伊国屋書店の出してきた雑誌の話。『レスプリヌーボー』は知っていたがその他のものは知らなかった。『机』は実物を見たみたい。最後に触れられているのはジョイス「若い芸術家の肖像」(岩波文庫)新訳の話。僕は丸谷才一訳の新潮文庫で読み始め、途中で止まってしまっている。ジョイスとダブリンに興味を持ちながら、結局読了しているのは「ダブリン市民」だけっていうのはちょっと情けない。


 机に向かって仕事。ここ数日行き詰まり気味だ。残り時間との勝負になりそうな気配。


 強い雨音を聴きながら、梅雨はどうなったのかと思う。


 今日のヴォーカルアルバムはこれ。2曲がアン嬢の歌ったものとかぶっている。彼女とはまた違う小野リサの優しさに包まれる。

Pretty World

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