オウムではなくカモメ。

 

 カーテン越しに差し込む強い陽射しで一度6時過ぎに目が覚めるが、遅番なので8時まで二度寝する。


 部屋を出て銀行に寄り、家賃を振り込む。次に郵便局へ行き、古書現世から目録買いした本の代金を送る。


 駅ビルで山菜おこわと紅茶を買う。ダージリンのファーストフラッシュが出ていたので、値段は高いのだが旬のものを味わうべく一袋買った。


 コンビニでメール便を出してから職場へ。


 明日までに処理しなければならない仕事が出てきたので、夜9時までかかって書類を整える。


 本屋に寄る。雑誌のコーナーを覗いていると、『世田谷××』という雑誌の表紙に椎名桜子氏が写っているではないか。この方今は何をしているのだろうか。小説を書き、それを自ら監督となって映画化するという華々しいスタートを飾ったと思ったら、その後すぐ文学と映画の世界から姿を消してしまった人。なんだか知りたいような知りたくないような微妙な気持ちになって結局手に取らずに帰る。


 バスの中で志ん朝「佃祭」を聴く。


 帰宅してTVをつけるとちょうど「セクシーボイスアンドロボ」をやっていたので初めて観た。
 ふ〜ん、確かに不思議な魅力のあるドラマだな。レギュラーではないらしい、小林聡美もたいまさこともさかりえの3人組(プッチーニ)がいい味を出している。
 今回は前編ということで次週の後編とセットになっているらしい。来週も楽しみだ。
 ただ、小林聡美もたいまさこの他に片桐はいりまで出演しているため映画「かもめ食堂」をどうしても思い出してしまう。松山ケンイチの腕にオウムがとまっていたが、あれはカモメの方がよかったかもしれない。
 それにしても大後寿々花が言うようにスイッチを切ることができれば楽だろうな。できるものなら明日からそうしてみたいや。