“ハイグレード”・ギャツビーを探して。


今日も「姑獲鳥の夏2」を聞きながら歩いて職場へ。


どうもこのところ精神的に不安定な自分を少し持て余し気味。それでもどうにか一日をやり過ごしていつもより早めに職場を後にする。


本屋へ行くと平台の上に村上春樹訳「グレート・ギャツビー」の新書判が置かれている。その後ろのパネルには“愛蔵版同時発売”とあったので方々を探すが見当たらない。初めてお問い合わせコーナーを利用して確認してもらうと愛蔵版は入荷しておらず、取り寄せになるとのこと。


他の本屋も覗く。ここにも新書判しかない。あきらめて帰ろうとした時にマンガの平台でこれを見つける。

代わりにこれを買って出る。


本屋を出るとその斜め向いにあるいつも行列ので来ているラーメン屋の前に人影がない。ひさしぶりに入ってつけ麺を頼む。待ち時間は坪内祐三「『近代日本文学』の誕生」を読んでつぶす。


その後歩いて帰宅。帰りも「姑獲鳥の夏2」を聴きながら。


帰宅後、コンビニで買ってきた『週刊文春』から坪内祐三文庫本を狙え!」をチェック。「文芸誌『海』精選対談集」(中公文庫)を取り上げている。中公文庫の『海』本3冊の中で僕が買ったこの本を選ぶとはうれしいね。さすがに坪内さんは『海』を幻の文芸誌などと言わず《伝説の文芸誌(近藤信行や塙嘉彦が編集長をつとめ村松友視や天才[自称]ヤスケンなどが在籍していた)》としている。[自称]を見てニヤリとしてしまう。


暴れん坊本屋さん3」を読了。


今日の4000番台。

イット・ジャスト・ガット・トゥ・ビー+2(紙ジャケット仕様)

イット・ジャスト・ガット・トゥ・ビー+2(紙ジャケット仕様)


スリーサウンズのスタンダード集が4120番。今回は「星影のステラ」や「国境の南」などをやっている。
「国境の南」といえば村上春樹氏の小説の中でナット・キング・コールが歌うこの曲が出てくるのだが、いまだにその実物を聴いたことがない。何度もCD屋で彼のアルバムの収録曲をチェックしてみたのだが見当たらないのだ。彼の歌う「国境の南」は村上氏の創作なのだろうか。


購入1。読了1。
【購入できる新刊数=1】