生徒みたい。

朝、目覚めてテレビをつけると、ドイツワールドカップの抽選会を中継している。日本はブラジル、クロアチア、オーストラリアと同組。ブラジルの1位抜けは確実だから、どうやって2位を狙うかだな。初戦のオーストラリア戦ですべてが決まるような気がする。3戦目のブラジル戦はジーコが監督をしているメリットが一番問われる試合となるだろう。
今日はなんだか忙しい土曜日。午前中の通常業務に加えて、午後からイベントがあり、その準備にまず忙殺される。受付で配る資料のセッティングを終え、急いで受付業務に移る。イベント開始時間近くに来場者が集中するため大わらわ。なんとか一段落すると、今度は壇上で来場者にあることの説明をしなければならない。先月はもっと小さな会場であったので600人ほどが相手だったが、今回は会場が大きいため2000人近くを相手に話すことに。しかも、壇上に立ってみると後ろの壁に自分の映像が大写しになっているではないか。こんなの聞いてないぞ。前回は持ち時間を大幅に超過し、顰蹙をかったので、なんとか5分余りでやっつける。もうこんなのやりたくないよ。本来は上司の仕事なのだが、壇上に立つのが嫌で僕に振られてしまったのだ。僕も嫌だよ。やれやれ。
ぐったり疲れて退勤。本屋へ。

NHKのテレビ番組のテキスト。12月放送が大槻ケンジが語る江戸川乱歩、1月が鹿島茂さんが語る山田風太郎だ。テキストは結構カラーページも多く、両作家の書庫や本棚の写真も載っていて興味深い。HDDに放送を録画しておこう。
CDショップで廉価版DVDが並んでいる。「ベニー・グッドマン物語」が980円。大学生の頃、この映画を観てクラリネットが吹きたくなり、神保町の楽器屋でYAMAHAのものを貯金をはたいて買ってはみたものの、ドレミファソラシドを覚え、「メモリーズ・オブ・ユー」を練習したところで挫折したことを思い出す。ベニー・グッドマン・オーケストラゆかりのミュージシャンも多数出演し、演奏場面も出てくる。ジーン・クルーパー、ライオネル・ハンプトンテディ・ウィルソン、ハリー・ジェームスなどが出演。演奏場面では、ワンカットだけソロをとるスタン・ゲッツの姿を見ることもできる。
帰宅して、いろいろ。NHK教育テレビで「山田風太郎が見た日本・未公開日記が語る戦後60年」をやっているので録画する。
今日から種村季弘編「東京百話」(ちくま文庫)を読み始める。感想文を書かなければならないのだ。なんだか冬休みの宿題をやる生徒みたい。