サッカー北朝鮮戦を観る。

今夜は、サッカーの日本VS北朝鮮を見るために早目に帰宅。
いやぁ、痺れる試合でしたね。最後まで緊張感のある楽しい試合でした。
中村俊輔はやっぱり上手いや。ボール取られないんだからすごい。
北朝鮮代表もモチベーションが高く、地味だけどいいチームだった。

それにしても、マスコミはちょっと騒ぎすぎ。ワールドカップ最終予選に出場するチームがセットプレイなどの練習を隠してやるのは常識だし、日本代表だってそうやってきたわけだから、どこが「謎の北朝鮮チーム」だよという感じ。それに、今日の報道ステーションはどうしちゃったんだろう。わざわざ出演者全員が埼玉スタジアムに集まってそこで放送する必要が何故あるんだ。朝日新聞社系だから北朝鮮となると興奮してしまうのかもしれないなどとゲスの勘繰りをしたくなる。

今日は、本屋に寄らず直帰したので、獲物はなし。
代わりに、BOOK CLIPの3月の文庫近刊を眺めると以下の本が目にとまった。

山口本は単行本を持っているのだが、その厚みに気圧されていまだに手がつかずにある本。文庫本で挑戦してみようかとも思う。
講談社文芸文庫のこの手のシブいラインナップはさすが。続けていって欲しいものである。
小林本は仮題であるが何の文庫化なのだろう。まず思い浮かぶのは「私説東京放浪記」であるが、ちくま文庫版がまだ生きているので、そのままというのは考えられないし、同じく筑摩書房から出ている「昭和の東京、平成の東京」がまだ文庫化されていないので可能性はあるが、ちくま文庫に入れずに他に出すというのもちょっと、と考え始めるとわからなくなる。文庫オリジナルのエッセイ集成であるとうれしいのだが。