旅の支度。

今日も野外で仕事。日が差して暑いが、昨日よりは湿度がないように感じる。
仕事を終えて、本屋へ。

特集は“動物園で会いましょう”。
動物園での対談が3本。井上陽水×川上弘美いしいしんじ×角田光代島尾ミホ×しまおまほ。それに父親がかつて園長をしていた天王寺動物園を訪れた筒井康隆氏のレポートも載っている。対談では井上×川上(井の頭自然文化園)に興味を惹かれる。初対面の二人の会話は噛み合うような噛み合ないような井上陽水ソングの歌詞のようにちょっと変な感じで面白い。井上陽水さんが柴田錬三郎に会ってみたかったと言っていた。意外な組み合わせ。
動物園に関わる本の紹介に、海月書林市川慎子さんと石田千さんが登場。市川さんは武田百合子「動物園の午後」(『潮』1985年2月号掲載で単行本未収録)を、石田さんは高村光太郎「ぼろぼろな駝鳥」を挙げて文章を書いている。単行本未収録の武田百合子作品をもってくるのはさすが海月書林店主というところ。
その他、片岡義男武田花松浦弥太郎(cowbooks)といった人たちの連載もあり、なかなか読みどころがある号になっている。
coyote』の他に大阪のガイドブックなどを買って帰宅。
家で山本為三郎「上方今と昔」を少し読んでみる。当時のアサヒビール社長による余裕のある文章。大阪に行ってきてから全部読むことにする。
夕食後、コンビニで『エルマガジン』の本屋特集号の京都・大阪の地図をコピーする。とりさんのコメントに影響を受け、カラーコピーで。きれいにとれた。これを片手に明日からの京阪古本屋を回ることにしよう。
さて、明日の準備をしなくちゃ。